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2016年も、どうぞよろしくお願いいたします。 [ごあいさつ]

2016年がはじまりました。
みなさま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。!

さて、年頭のごあいさつを綴るにあたり、いろいろと想いを巡らせてみましたが、そもそも自分が文章を書くことはどういうことだったのかということに思い至りました。アートに関するテキストを書き連ねるようになって10年ちょっとが経過しましたが、2005年のダンス評論賞での第1席受賞は私にとってとても大きな機会となりました。あの受賞があってこそ今の自分がいるといっても過言ではなさそうです。でも、もっと深い原点に目を向けてみますと、私が自分の感じたことを言葉にしてアウトプットすることは、アコヤ貝と真珠玉のようなもののように思えるのです。

真珠玉は、アコヤ貝の中に小さなキズをつけ、そこに貝のカケラを埋め込んでつくられることはご存知でしょうか?アコヤ貝はキズに埋め込まれたカケラがチクチクして痛むので、そのカケラを自らの粘液で包んで角を丸くしていきます。それがくり返されることによって、美しい真珠玉が生まれるのだとか。私はこのエピソードを聞いたとき、自分と言葉の関係に似ていると感じました。子どものころから大人になっても、私は自分の想いをその場で言葉にすることが苦手でした。辛いことや傷ついたことを外に向けて表現することが難しいと感じて苦しんでいました。でも、どこかでその苦痛から抜け出したくてもがいていました。もがく=自分が何を感じ、どう考えているかとひたすら向き合うことでした。そしてアートを通して自分の感じたこと、考えたことを言葉にして発信することを覚えたのです。まだまだ真珠玉の域には達していないとは思うのですが、それでもこれまでの月日は私に言葉を紡ぎださせるための必要なときの堆積であり、結果、少しは美しい言葉を生み出せているのではないかと感じるのです。

私は今年で40代後半へと突入しますが(笑)、重ねる齢の分だけ真珠のような言葉を生み出していけるような淡い希望を抱いています。ここ数年はブログへの投稿数が減っていて、ちょっと反省もしているのですが、それでもやっぱり言葉を紡いで発信することは大切なことだと感じています。

どれだけ自分の人生の中で美しい真珠を生み出せるか・・・これは私の書き手としてのヴィジョン。さて、今年はどこまでこのヴィジョンに近づけるでしょうか。少しづつでも、進んでいけたらと思いますので、どうぞお付き合い下さいませ。鑑賞者として、人生を歩む者として、生き抜いていこうと思います。

    
  2016年1月6日 Arts&Theatre→Literacy 亀田恵子
 
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