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SKINNERS ---揮発するものへ捧げる--- /勅使河原三郎 [ダンス/プレビュー]

1986年のヨーロッパデビューで一躍世界から脚光を浴びることになった日本人ダンサー、勅使河原三郎。私がまだダンスに興味を持ち始めたばかりのときでさえ、その伝説的な出来事は耳にしたことがありました。なかなか作品を拝見する機会がなかったのですが、昨年ようやく『ダブルサイエンス』を鑑賞することが出来ました。照明やサウンドも自ら手掛ける彼の仕掛けた、舞台冒頭の超重低音には鳥肌が立ちました。彼のワークショップに参加したというダンサーたちの動きも、彼らの深部からあがってくるエネルギーを感じたのを覚えています。身体の個性、動きの個性というのはどんなダンサーや振付家も大切にすることだと思うのですが、引き出した強い衝動を本人固有の動きに変換させる手腕は、優れたダンサーにしか出来ないことだと思います。

そんな勅使河原が、フェステゥバルトーキョーの中で上演するのは、『SKINNERS---揮発するものへ捧げる--- 』という作品。人間は表皮に覆われることで外界からの刺激に守られて生命活動を維持出来ていますが、もし皮膚がなかったら・・・。今回が第3回目となるフェスティバルトーキョーでは『演劇を脱ぐ』ということをテーマに展開されていますが、私たちがこれまで何の疑いもなくまとっていた既成概念を一端脱ぎすてることで、新たな未来を見ようということなのでしょう。

表皮を脱ぎ捨て、揮発してくるもの・・・痛みの向こうに、何が見えるのかは舞台で確かめたいと思います。


■日時:2010年11月27日(土)・28日(日)
■会場:東京芸術劇場中ホール

詳細はフェスティバルトーキョー:http://festival-tokyo.jp/program/teshigawara/

勅使河原三郎HP:http://www.st-karas.com/index.html
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