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草枕/鶴舞高架下★ハポン劇場 [演劇/レビュー]

ガタゴト頭上を電車が通り過ぎていく音までが空間の味わいを増している…そんなユニークな場所が名古屋市の鶴舞というところにあります。K・Dハポン-空き地-というこの場所はバーと小さなシアターが融合したような空間(私は昨年psycho-lot+の試演会でお世話になりました)。この場所では前衛的な舞台作品や個性的なライブが展開されています。

このハポンが、全面協力をして上演しているシリーズが「鶴舞高架下★ハポン劇場」。今年で3回目の開催となるようです。私は昨年の「人喰★サーカス」がすごかったという噂を耳にしていて、今年はぜひ拝見したいと思っていました。で、見て来ました!いやはや、マイッタ(笑)。4月21日から5月21日までの全30公演が5月31日まで追加公演が決まったという舞台は、なるほど当然でしょうと納得できます。

教科書で見たのとソックリの夏目漱石や、ぶっ飛んだ幻想の世界が目の前でスペクタルに展開します。名古屋でスゴイ舞台が見たい方はぜひご来場を。思い入れたっぷりでPRしてしまいますよ(笑)。


日時:2009年4月21日(火)から5月31日(日)
場所:K・Dハポン


公演詳細:http://www2.odn.ne.jp/kdjapon/09kusamakura.html


「草枕」は夏目漱石の作品。「非人情」を標榜する1人の画家がひなびた山の温泉宿に投宿することで展開していくこの作品を、演出の原智彦さんは酒席で「漱石はクスリをやっていたのでは?」という冗談のような話から上演することになったとか。確かに、作品中には非現実でシュールな幻想たちが出没します。

ハポンという場所に丸ごと舞台美術をつくりこまれた50席ばかりの小さな空間に投げ出された観客たちは、作品世界に丸のみされそうな圧倒的な迫力を感じるはずです。役者やダンサーが突然現れたり消えたりするというイリュージョンに満ちた演出を可能にしているのは、舞台空間で起こり得る現象を知り尽くしたベテラン演出家のの手腕によるところが大きいと思います。加えて、それらの演出を最大限に活かすダンサーや役者のみなさんも、身体能力が高い方ばかりだったように感じました。さいしょから最後まで、本当に楽しませてくれる舞台だったと思います。個人的には大ヒットです。

上演中の作品なので、詳細は伏せておくとして(笑)。ぜひ見ていただきたい作品だと思いますよー。




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